2023年1月スタートドラマ「大病院占領」。
鬼のお面をかぶった武装集団が病院を占拠する、という設定です。
ドラマはオリジナルストーリーですが、モデルとなった実話はあるのか調査しました。
目次
【大病院占領】ドラマは実話がモデル?
引用:ntv.co.jp
ドラマ「大病院占領」では、日本が誇る大病院「異星界病院」が武装集団に占領されます。
ドラマはオリジナルで原作はありません。
しかし、過去に日本や海外で似たような事件も起こっており、こういったモノがモデルとなっている可能性もあります。
ちなみに似たような事件はこちら。
- 岡山の病院で立てこもり
- ロシア軍がウクライナの病院を占拠
順番にご紹介していきます。
1:岡山の病院で立てこもり事件
引用:twitter
2014年7月9日に、岡山県の「福井病院」で立てこもり事件が起きています。
兵庫県警の捜査員に任意同行を求められた入院中の吉岡進容疑者(52)が拳銃(けんじゅう)を持って病室に立てこもり、その後自殺した
引用:iza.ne.jp/
こちらの事件は入院中だった犯人が拳銃を所持しており、逮捕されまいと立てこもったようです。
当時、病院内には職員や入院患者が60人がいましたが全員避難し、無事でした。
病院のような場所で、拳銃を持って立てこもりなどされると非常に迷惑ですよね。
また、海外でも病院が占領されるという事態が発生しています。
2:ロシア軍がウクライナの病院を占拠
(引用:yomiuri.co.jp)
戦争での出来事ですが、2022年3月にロシア軍がウクライナのマリウポリの病院を占拠。
ロシア軍は患者や医療スタッフ400人を人質にとり、さらに病院の建物の中から攻撃を行っているということです。
(引用:nhk.or.jp2022年3月16日)
占拠された病院は、重症者の集中治療を手がけていたのだとか。
戦争となると占拠の目的は違う気がしますが、病院で患者が400人も人質になったのは事実です。
こちらは続報がないので、この病院のその後については不明です。
患者を人質にサイバー攻撃
日本では立てこもり以外に、武装集団による病院占拠という事例は無いようです。
ただ、2021年と2022年に病院がサイバー攻撃により患者を人質にとられた事も。
医療機関の保有する診療データ等を全て暗号化して閲覧不能とたうえで「データを元に戻して欲しければ多額の費用(身代金)を支払え。言うことを聞かなければ機密データを公開するぞ」などと脅す
引用:gemmed.ghc-j.com/
武装集団でなくても、大勢の患者を人質にとることが出来る時代になったようです。
【大病院占拠】似ている漫画や映画はコチラ
引用:ntv.co.jp
ドラマ「大病院占拠」には原作はありません。
ただ、似ている漫画や映画があるのでご紹介します。
【大病院占拠】漫画ブラックジャックに似ている場面も
引用:google.com/
漫画「ブラックジャック」の91話で、1975年に発表された「病院ジャック」がこちら。
引用:akitashoten.co.jp/
ブラックジャックが「金満病院」で手術中にテロリストが乱入、手術中止を命じ、病院の電源を爆破するというストーリーです。
もはや古典とも言える漫画ですが、占拠するやり方など、非常に似ている気がします。
【大病院占拠】似ている映画も
映画化された小説「仮面病棟」も人質64名を盾に病院に立てこもるストーリーです。
引用:cinra.net
仮面や病院などのシチュエーションは似ているかもしれません。
まとめ
過去には実際に病院での立てこもり事件も起きており、海外でも大病院の占拠は実際に起きています。
ドラマ「大病院占拠」での占拠の目的は何なのか気になりますね。
